【投資 初心者 勉強】建玉の操作で売りも買いも攻めていく!!

query_builder 2022/06/16
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おはようございます。


本日は建玉の操作で売りも買いも攻めていく方法を解説していきたいと思います。初心者の方は建玉の操作と聞いてもピンとこないかもしれません。ピンとこなくても大丈夫です。なぜなら初心者の時は建玉の操作でトレードをして欲しくないからです。ただし完全に無関係ではありませんので、頭の隅に置いておいてください。それでは今日の題目について解説していきます。


・売りで仕掛け、買いヘッジを入れる

下図はSUMCOのチャートです。上昇トレンドが継続している場面です。移動平均線は順並びで5日線が20日線に近づくも、20日線を下回らず、何度もはなれをおこしながら上昇しています。

ところが、6回目のはなれで(チャートB)、陰線のローソク足が出て5日線の下どころかさらにその下の20日線を越えて、ローソク足が落ちていきました。ここまで上昇が3ヶ月以上は続いています。「そろそろ、上昇から下落にトレンド転換か?」と予測できる場面です。

はなれの基本

・初心者向けのエントリーポイント

ここでは、初心者向けと中上級者向けに分けて、エントリーのポイントを解説します。

まずは初心者向けから説明します。次のチャートを見てください。前のチャートAのはなれの続きのチャートです。下落を予測して、売りを仕掛けてみます。①の建玉は「1−0」です。


さて、翌日も陰線でした。


ここで売り増しするかどうかは、次のように考えます。


「移動平均線は順並びで上昇を示している。そして2000円の節目がある。2000円はキリのいい株価でここが底になり、再び上昇する可能性がないとは言えない。この陰線は何もしないで待てだ」


すると、②で陽線が出ました。この時点ではまだ5日線は20日線を下回っていないので上昇するかもしれません。売り玉はそのまま、買いヘッジを入れ「1−1」とします。

売り玉を決済せず、ヘッジを入れるのは急落後に陰線が2本出たからです。上昇が始まってからここまで、5日線、20日線の下にローソク足が来ても、2本陰線が続いた局面はありません。そこで、この2陰線を見て、弱ってるなと考えるわけです。ですから、陽線が立っても、売りの仕掛けは続行。手仕舞いせず、買いヘッジ翌日も陽線③です。赤の上半分以上とは言えませんが、ローソク足の頭が少し、移動平均線の上に出てるので買いヘッジを追加して、「1−2」にします。それでも5日線は下向きなので売り玉はホールドです。

初心者向けエントリー

もし、このまま上昇してしまって、売りを決済しても建玉は「1−2」なので買い玉が多く、若干のプラスで手仕舞いできます。


・下落トレンドを確認後は売り増しで攻める

④では陰線本体が5日線の下に突き出るという赤の下半分以上が出現。下落トレンドに入ると予測して売り増しをします。

さて、ヘッジの買い玉をどうするかですね。

上昇の起点は②の前日で、ここからローソク足を数えてみます。すると8本目で陰線、しかも赤の下半分以上。買い玉は決済してもいいでしょう。売り増しをして買いヘッジを切ったので、建玉は「2−0」になりました。

⑤でも赤の下半分以上が出ました。さらに売りを追加します。「3−0」です。20日線の下に5日線、その下にローソク足が位置し、売りで攻めて行ける局面と思っていいでしょう。とはいえ、陽線が出るとちょっと心配になるかもしれません。

⑥で前日に続いて陰線が出ました。売り増しです。建玉は「4−0」です。

下落の起点を④の翌日、コマのような陰線から数えて9本目に陰線が立ちました。7本以上の技だとここで手仕舞いですが、20日線と5日線の間隔が広がってきました。するとまだ下落が継続しそうです。

手仕舞いは少し待ってみましょう。そして翌日、陰線が出たら、「売り増しかな」と考えます。この局面で注意したいのは、2000円の節目が控えてることで、節目が底になることがあるからです。反対に、節目の2000円を割ればさらなる下落の可能性も考えられます。⑦で2000円を割りました。売りを追加です。「5−0」になりました。翌日は十字線で、その翌日は大陽線です。この陽線は下落が始まってからローソク足14本目になります。手仕舞いしましょう。


次に中上級者向けのエントリーについて解説します。

中上級者向けエントリー

・中上級者向けのエントリーポイント

チャートCを見てください。中上級者も①で売りエントリーから始めて、①の建玉は「1−0」というのは、初心者と同じです。

さて、①の次の陰線を見て、初心者は手を出しませんでしたが、中上級者は、売り増しをして3−0にします。2000円の節目で止まることよりも、2陰線を見て弱いという読みをするのです。

すると②で陽線が出ました。ドキッとする場面ですが、まだ売り玉は手放さずに、我慢します。

翌日も陽線③です。赤の上半分以上とは言えませんが、ローソク足の頭が少し、移動平均線の上に出ているので、買いヘッジを入れて3−1とします。さらに5日線を上抜けする赤の上半分以上が出現したので、買いヘッジを追加して3−3です。

④の手前で十字線のローソク足が出現しました。十字線ができる条件は、始値と終値がほぼ一緒、上ヒゲも下ヒゲもともに同じような長さです。つまり、売りも買いも、両方の勢力が拮抗している状態です。この十字線が出ると、次に拮抗している力がどちらかに傾き、相場の転換点とも言われています。私の経験上でも、それまで上昇を続けていれば、下落への転換となることが多いです。下落の転換を考えて、買いヘッジを外し、買い玉は決済します。建玉は3−0です。


・下落トレンドを確認後は、売り増しで攻める

④では赤の下半分以上が出現。下落トレンドに入ると予測して、中上級者も売り増しをします。建玉は4−0になりました。

⑤でも赤の下半分以上が出ました。さらに売りを追加し、5−0です。20日線の下に5日線、その下にローソク足が位置し、売りで攻めていける局面です。

また、あとを見越せるほど、どんどん売り玉を入れていけるので、中上級者は、売れる根拠を確認するごとに追加していきます。例えば⑥の前の陰線でも「陰線ー陽線ー陰線」の並びなので、追加できるでしょう。

⑥で陰線が出ました。ここまで売り増し続きで、建玉は10−0です。

⑥は下落を始めて9本目です。2000円の節目が控えているので、ここで手仕舞いをするか、あるいは⑦の節目の2000円を越えて次の十字線か、その次の大陽線まで持ち越して手仕舞いです。中上級者は、手仕舞いをした大陽線で買いを入れて、今度は上昇を狙うトレードを仕掛けます。

なお、初心者は14本目の次の陽線で、2000円超えの赤の上半分以上の出現を確認してから買いエントリーができればいいでしょう。


・売り増しが怖い人は、短期トレードに立ち返る

さて、ここまで説明してきたように「売り増しする」と言っても実際には、そう簡単にできるものではないと思います。ローソク足9本目以降に売り増しができるようになるには、それなりの経験が必要になります。

初心者は怖くて売り増しできないのが現実でしょう。私も初心者の時はそうでした。それでいいのです。技術はすぐに身につくものではありません。勉強、練習を繰り返すことで初めて身につくのですから。


本日はいかがでしたでしょうか?毎日繰り返し勉強、練習することの大切さが理解できましたでしょうか。

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株道場

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